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ふるさとに思いを込めて

 4月の下旬にワクチンの「接種券」が届き、日を置かずして「予約開始のお知らせ」が届きました。京都は概ね「かかりつけ医」で接種を受けるという。報道によると診療所、病院の公表は2割ほどで8割は非公表の「かかりつけ医」が対応するらしい。加えて「一見さんお断り」と言うから京都らしいかなと納得してみたり・・・まずはワクチン接種の段取りになったことを喜ぶしかありません。煽る報道に惑わされず、冷静に順番を待ちたいものです。
 私は、丹波篠山の「野菜泥棒」です。兄が丹精込めて作付けした白菜にキャベツ、玉ねぎ、三度豆、大根、黒豆等の路地ものに、蕨に野蕗・山椒に赤紫蘇、栗と里山の名産も遠慮なく頂く泥棒です。その帰途、黄昏の東の空に大きなまん丸いお月さんが見えました。特大の・・・。
 丹波篠山に残って、家を守り、町を盛り上げ努力されている方々にもまた感謝します。
 全国的に同窓会の集いは、やや低調だと聞きます。加えてコロナで「帰ってくるな!」ではふるさとへの思いも半減します。ただ同窓の誼は、何の説明も何の言い訳も、都会にいようが田舎にいようが、出会った瞬間40年、50年の垣根を取っ払う力があると信じます。SNSでの交流も一つの手段でしょうが、やっぱり人間は直接出会っての触れ合うのが一番大事だと信じています。今年は「洛鳳会」の総会年、三密を避けて小さな集まりでもよい。皆さんの協力のもとにコロナに負けず、みんな揃って無事集えることを願っています。

(写真は、総会開催予定の貴船「べにや」の川床)

洛鳳会会長 西垣吉春(高17回)