高35回生、あなたのそばに安全・安心
「鳳消会」第35回卒業の同級生5人が消防士になったことで作った親睦会が、今では同窓の後輩職員が加わり50名余り、兵庫県下を問わず他府県でも活躍しています。「体力に自信あり、地元で公務員」と少し安易な気持ちでしたが、36年間同僚、地域の方々、家族に支えられ今は感謝の気持ちしかありません。特に4人の同級生の存在が励みになり、地域は違えど気持ちの通じる仲間で本当に心強いです。地元である丹波篠山市消防本部で篠山鳳鳴高校の卒業生として誇りを持ち、安全・安心なまちづくりのために最善を尽くします。[火の用心・救急車の適正利用]
井関雅浩(丹波篠山市消防長)
高校卒業時、一色先生から「上司から仕事を頼まれる人に成りなさい。」との言葉をいただき、その意味も解らないまま消防吏員となって早41年が過ぎました。仕事を「頼まれる」から「任される」となり、今では「任せる」側となりましたが、振り返ると尼崎市に何の所縁もない私を受け入れ、育ててくれた消防組織と上司、同僚そして家族の支えに感謝しています。また、同学年5人が同じ消防職ということも大きな励みとなっています。定年延長でゴールが少し遠退きましたが、これからも安全・安心なまちづくりのため、一以貫之の気持ちを忘れず勤しんでまいります。
小山覚之(尼崎市消防局長)
「質実剛健」私が篠山鳳鳴高校で学んで、消防士を志してから今まで大切にしてきた言葉です。「飾り気なく、素直で力強い人間でありたい」という言葉を大切に消防生活を送ってます。奇しくも同じ高校出身の同じ学びを受けた同級生4人が市は違えど消防長、県警の総務部長として市民を守る仕事をしていることは大変名誉な事です。伝統と歴史ある篠山鳳鳴高校でお世話になった方々に感謝しつつ、これからも更に大きく飛躍していきます。
大西孝男(三田市消防長)
私は高校を卒業して警察官になりました。つい先日60歳を迎えたところです。自らの歩みを顧みると暴力団対立抗争の警戒や阪神・淡路大震災の災害警備、阪神タイガース優勝パレード警戒や要人警護など様々な経験をしたほか、兵庫県警察以外に警察庁や近畿管区警察局において勤務する機会も得ました。警察の業務は多岐にわたります。
さて、警察官採用試験の受験資格は35歳未満です。学歴は勿論、新卒者や社会人経験者を問いません。採用後は努力次第で昇進もあります。同窓生の皆さん、県民の安全と安心を確保する警察の仕事はいかがですか?
大垣博資(兵庫県警察本部)
井関雅浩・小山覚之・大西孝男・大垣博資(高35回)