子ども達の宝物に~ヘアドネーション~
令和5年1月3日(火)、ユニトピアささやまに於いて「卒業30年の集い+1」が開催されました。コロナ禍でしたが中止ではなく「+1」とし、1年延期を経ての開催。久し振りに会った同級生の皆さんが、元気で前向きに活躍している事がとても嬉しかったです。
“私に今できることは何だろう? ” そう思いながら、私もコロナ禍を過ごしていました。
令和2年6月、神戸新聞の密着取材を受けヘアドネーションの為に3年半伸ばした髪をカットしました。がんの治療やケガで髪を失った子ども達に人毛のウィッグ(かつら)を寄付するヘアドネーション。ロングヘア1つ作るのに50㎝以上の髪が100人分必要だそうです。
「誰かの宝物になるならうれしい」子ども達に想いを込めて55㎝の髪を贈ることができました。
この取材をきっかけに髪を伸ばし続けた記者の方が令和5年2月、40㎝ほど切って寄付したと新聞記事で知りました。この取り組みの認知度の高まり、嬉しい限りです。
ようやくコロナ禍前の日常に、ゆっくりではありますが戻りつつあります。これからも困難な時はあると思いますが、善意の輪が広がりますように。
藤田(本荘)律子(高44回)